Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2 参加記録
6月22日、23日の土日に開催された、Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2に参加してきました。
amazonalexadeveloper2019vol2.splashthat.com
初ハッカソンだったので、参加するまで不安しかなかったんですがとても楽しめました。
場所は目黒のAmazonオフィス内にあるAWS LOFT TOKYOでした。おしゃれなオフィス・・・!
ハッカソンの流れ
Alexaの機能紹介→アイスブレイク(同卓の人と自己紹介)→アイデア出し→アイデアを一枚にまとめ、紹介し合う→気の合う人とチームを組んで、ひたすら開発→発表
私の考えたアイデアに共感してくれる方がいたので、2人でチームを組みました。 スキルは個々で作るけど、協力し合う「ぼっちソンズ」チームがいて笑いましたw
何を作ったか
Alexaの特徴(音でユーザとコミュニケーションを取る)を活かしたいなと思い、「サウンドスケープクイズ」というスキルを作りました。
サウンドスケープというのは「音」(サウンド)と「風景」(ランドスケープ)をあわせた単語で、
Wikipediaには、
「サウンドスケープ」とは、ランドスケープのランドを「サウンド」に置き換えた言葉で、音の風景という意味である。シェーファーの著書が翻訳されたとき「音風景」と訳された。近代では、音を環境から切り離し、あまりにも客観的に取り扱ってきたため、もう一度音を風景の観念でとらえ、その上で音を巡っての関係性に注目し、日常生活や環境の中で音を風景としてどのようにかかわっているのかを考えるために、「サウンドスケープ」という概念が提唱された。
と定義されています。地域ごとに特徴のある音があるわけで、例えば、お祭りの音、駅構内の雑踏の音などがあります。
教育向けにまとめたものもあったりする(めっちゃ高い)
こういう音を聞いて、クイズ形式でどこの地域の音か答えるスキルです。その音についての解説も加えたので、地域についても詳しくなれる、子供から大人まで使えるのを想定しました。
使った技術
Alexa Skills Kit SDK v2 for Node.js をベースに作りました。 最初はPython使おうとしたのですが(過去にスキル作ったときにPython使っていたので)、Alexa-hosted(スキルと一緒にLambdaの環境も作ってくれ、デプロイ、コーディングもブラウザ上で完結できる。超便利)を使うと、Node.jsしか使えないのでこちらで開発しました。
結果的には、Alexaの技術ドキュメントの量が圧倒的にNode.jsのほうが多かったので正解でした。 npmのパッケージングもデプロイボタン押すだけで全部やってくれるので爆速で開発できました。
ディスプレイ付きデバイスにも比較的簡単に対応できたので質問項目を出してみました。
クイズのデータを登録、提供するのには、チームのもう一人のメンバーが既に作っていた「クイズ出題API」を使いました。 クイズの質問、答えの登録がブラウザででき、JSONで値を引っ張ってこれるので、超便利でした。
基本的にはスキルの開発を私が、クイズの登録(音も探す)、プレゼンの作成、発表を相方の人が担当しました。
結果発表
プレゼン後はみなさんのスキルを見て回る時間がありました。
ディスプレイ付き端末をフル活用したキッズ向けスキルや、センサーを使ったIoTスキルなど、独創性豊かなものが多く、面白かったです。 育成ゲームが多かった気がする(笑)
残念ながら入賞とはなりませんでしたが、多数のフィードバックを頂き、面白いと言ってくれる方が多数いたので良かったです。
まとめ
土日2日間ととても短い時間でしたが、ある程度動作するスキルを作り上げることができました。 技術サポートもあって至れり尽くせりなハッカソンでした。
今後はスキル公開して、スキルアワードに応募できたらいいなぁとは思います。クイズの音をどうするかっていう問題はありますが・・・・
あとご飯美味しかった(小並